日光浴でコロナ感染を予防できるのか?
そういえば子供の頃、外で遊ぶと風邪をひかないとか、
みかんを食べると風邪をひかないとか、よく言われたっけ。
ビタミンDとビタミンCで、風邪を予防するというのは昔からお馴染みの民間療法。
とりわけその「ビタミンD」が新型コロナの予防にもなるという話を時々耳にします。
ビタミンDって紫外線によって体内生成される成分だから日光浴が必要。
海水浴や磯遊び、森林浴や山歩き、そうした時間は子どもだけじゃない、大人にだって大事なんですよね。
それなのに緊急事態宣言で外出機会も激減、今年も神奈川の海水浴場はどこも閉鎖です。
先週は大雨が続き、今週は再び異常な猛暑が戻って、
そんなこんなで太陽の下で過ごす時間が極端に減ってしまっています。
急に感染者が増えているのは、もしかすると長引く外出制限も影響しているのかもしれない。
運動不足と日光浴不足で、健康を損なわないようにしないといけないよね。
『新型コロナが重症化してしまう人に不足していた「ビタミン」の正体』
Newsweek日本版 2020.12.3 横尾正 医学博士
臨床試験で、ビタミンDが、新型コロナ感染症の重症化を大幅に防ぐだけでなく、死亡すら防ぐ可能性を示唆しているという内容です。
『ビタミンDの摂取は新型コロナの発症や重症化を防ぐのか?』
YAHOO!ニュース 2021.2.11 感染症専門医・忽那賢志
こちらはテレビでもよくお見かけする感染症専門医の忽那賢志氏の寄稿です。
ビタミンDとコロナ感染の関係性に興味をもっていらして、新型コロナが重症化してしまう人は明らかに血中ビタミンDが不足しているものの、まだ科学的根拠が証明されてはいないという内容。
感染する人、感染しない人、軽症ですむ人、重症化する人、その差は一体どこにあるんでしょうね。
まだまだ解らないことだらけ。
でも、エビデンスなんかなくたって、ビタミンDが何らかの関係があると考える方が自然。
太陽の下で体を動かすことが健康にすごくいいってことは私たちの体がよく知っています。
ビタミンDには、免疫系の細胞の働きを良くする作用、炎症を抑える作用があることがわかっているのだから、それだけでも私たちの体に超重要な働きをしてくれている。
だから今一度、自分のライフスタイルに日光浴時間を組み入れておこうと思う。
誰もいないところでひと泳ぎしたりね。
夏は一日約20分、冬は約40分程度を目安に、紫外線を体内に取り入れるようにする。
肌を露出して、太陽光を全身で受ければもっと短時間で済む。
免疫力を高め、抵抗力をつけておけば、新型コロナから癌まで、万病予防になります。
ビタミンD不足による骨粗しょう症の増加
少し前から言われている若い女性の骨粗しょう症の増加。
今は閉経後の女性だけの問題じゃないんですよね。
原因は過剰な紫外線対策によるビタミンDの欠乏。
カルシウムの吸収にはビタミンDが必須です。
せっかくチーズや小魚を一生懸命食べてもビタミンDが不足だとカルシウムは吸収されない。
骨は強くならないどころか知らぬ間に骨粗しょう症になっているというのだから怖い話。
帽子、日傘、サングラス、アームカバーで指先まで防御した女性、よく見かけます。
きっと高い指数の日焼け止めもバッチリ塗っているんだろう。
でも、そんな完璧な紫外線対策はダメってこと。
心当たりのある人は気をつけて、ほどほどにしないと思わぬ落とし穴があるよ。
ビタミンDの多くは、紫外線を浴びることで体内生成される成分。
顔は日焼け止めを塗っても、せめて腕や足は露出して日光に当てるように心がけた方がいい。
ビタミンDは、現代人が唯一不足している栄養素。
よほど注意しないと食べ物からは必要量を摂取できないから面倒。
とはいえ日光浴で自己生成できるのだから心がけ次第で簡単に解決できるもの。
なにがなんでも紫外線に当たりたくないという人は、サプリメントで補うようにしないと危険かも。
ビタミンDは、カルシウムと共に骨をつくるだけじゃない、免疫力を高めるという超大事な役割もしていることを忘れないようにしないとね。
WITHコロナ時代のライフスタイルには、
「ビタミンD」で、骨粗しょう症予防とともに感染症予防を!
日光浴の後は、しっかりスキンケアをすれば安心。
日焼けが気になったら、ビタミンCの爆弾、美白の王様ローズヒップソープを使ってみて。
素早く元の肌色を取り戻せるから。
そしてジーオイルは、ボディーにもおすすめしています。
秋用オイルはハワイ産ククイナッツオイル配合、紫外線で傷んだ肌の修復に最適。
たっぷりめに塗って艶やかな肌を保ってくださいね。