ジブリの世界が広がる、四万温泉「積善館」に泊まってみた

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      日本最古の湯宿・重要文化財「積善館・本館」へ

     

    日本一の温泉地「群馬」まで、はるばるやって来たのだから、
    四万温泉「積善館」にも行ってみることにしました。

     

    積善館 本館
     

    「千と千尋の神隠し」のモデルになった宿です。

     

    前回のブログで紹介した宝川温泉「汪泉閣」を出発して、

    およそ1時間半のドライブ、
    国道もここで終わりというドン突き、
    「積善館」もまた結構な山奥にあります。

     

    JR東日本「大人の休日」のCMで注目された四万湖の手前にあります。

     

    四万ブルーと呼ばれる神秘的な湖に、

    微笑む吉永小百合さん、
    どっちも美しい、

    印象的なCMだったのでよく憶えています。

     

    大人の休日倶楽部

     

    積善館には、
    元禄四年に建てられた「本館」、
    昭和11年に建てられた「山荘」、
    最も新しい現代旅館の「佳松亭」の3つの棟があります。

     

    川側から山に沿って増築が繰返されたためとても入り組んでいます。
    高低差のある土地に3つの建物が並び、
    階段、トンネル、渡り廊下で繋がっていて、館内はまるで迷路。

     

    積善館

     

    積善館

     

    積善館

     

    今回は、せっかくなので、
    320年もの歴史のある重要文化財の「本館」に泊まってみることに。

     

    本館は湯治棟となっており、旅館とは異なる湯治スタイルです。
    といっても自炊はできません。

     

    一泊二食付で一人8千円〜、
    長期湯治が可能なリーズナブルなお値段。

     

    お布団の上げ下げはセルフ、トイレは共同、風呂なし、
    食事の時間も、6時から1時間だけと決まっております。
    夕、朝ともにお弁当形式、まるで宿坊のようですが、
    料理は素朴で健康的な献立の三段重、
    なかなか美味しくてお腹もいっぱいになりました。

     

    飲み物、お酒も別注文できますが、自分で買って持ち込んでもオッケー。

     

    湯上り、食事を前に、缶ビール片手にクーッと飲んでいる慣れた宿泊客もいる、

    そんな気取りのないラフなスタイルもリラックスできます。

     

    最低限のサービスだけで、無駄が何一つありません。

     

    それなのに、もてなしの心を随所に感じる、
    なんとも居心地のいい宿でした。

     

    しかも希望者には無料でこの「積善館」の19代目亭主が、
    直々に館内を案内しながら貴重なお話を聞かせてくれるという、
    40分の歴史ツアーも開催されています。

     

    現存する日本最古の湯宿、
    当時の雰囲気が湯色濃く残り、
    タイムスリップしたようなレトロな異空間に、ワクワク感が高まります。

     


      積善館・本館の「元禄の湯」

     

    積善館では、新旧合わせて5か所の温泉を自由に使えます。

     

    山荘や佳松亭には風呂付きの部屋や有料の貸切風呂もありますが、
    ここへ来たら、先ずはお目当ての有形文化財指定の「元禄の湯」に直行です。

     

    アーチ形の窓のある洋風モダンな建物の中に、
    石作りの5つの風呂が並ぶ、
    「千と千尋の神隠し」の世界が広がって、なんとも幻想的。

     

    積善館 元禄の湯

     

    入口に籠が置いてあり、そこでサラッと浴衣を脱いで、

    ドボンと湯に体を沈める、サイコーです。

     

    5つの風呂にそれぞれ蛇口がありますが、
    新鮮な温泉は、風呂の底からボコボコと湧き出ています。

     

    さらに面白いのが、
    壁にあるアーチ形の引き戸、
    お風呂のルーツといわれる「蒸し風呂」です。

     

    四万にはいくつもの蒸し風呂があったそうですが、
    現在残っているのはここ積善館だけ。

     

    超狭い穴ぐらのような小部屋の中には、タイルが張られた椅子、

    カウチ型になっていて体を横たえられます。
    顔の位置には、小窓があって換気もできるから息苦しさもない。
    ホントに驚くほど良く出来ている。

     

    恐る恐る試してみると、思ったより中は快適、

    体が芯から温まって、すぐに汗だくになります。

     

     

    積善館 元禄の湯

     

    積善館 蒸し湯
     

    古い温泉をじゅうぶん楽しんだら、
    最後は、佳松亭の新しい大浴場で体と髪を洗って、
    館内の温泉めぐり終了です。

     


    赤い橋の向こうの「積善館」には、千と千尋の世界がありました。


    童心に戻ったような、

    なんとも不思議で楽しい積善館の一晩でした。


    積善館の本館前は、昼夜いつも、写真を撮る人が絶えません。

     

    ジブリファンも多いようだけど、
    さゆりストにも人気があるのかもしれません。

     

    若い女性やカップルに混じって、

    おじさま一人旅の姿もチラホラ。

    みなさん、それぞれに想いを持って訪れているような、
    そんな四万温泉、積善館でした。

     


      四万の病を治すという、効能豊かな四万温泉の湯

     

    四万温泉は「四万(よんまん)の病に効く」効能豊かな温泉として知られています。

     

    胃腸病に効く「日本三大胃腸病の名湯」として飲泉も可能。
    温かいまま飲むと胃腸が活発に。

    冷たくして飲むと便秘や蕁麻疹にも効果があるらしい。

    積善館の館内にも四万の町中にも飲泉所がありました。
    体に良いと言われても、うーん、やっぱり不味いですね。

     

    四万温泉は「草津の仕上げの湯」と言われ、
    強酸性の草津温泉で湯治をした後に、
    保湿・美肌効果のある塩化物・硫酸塩泉の四万温泉に滞在するそう。

     

    四万温泉は肌に良いと言われているため、
    皮膚に傷病のある人々などはすがる思いで湯治をおこなったそうです。

     

    現在のように医療が発達していない頃、
    温泉はその代わりとしても大いに役立ったのでしょう。


    積善館 本館

     

     温泉・施設名  四万温泉・積善館
     所在地  〒377-0601
     群馬県吾妻郡中之条町四万温泉

     TEL. 0279-64-2101

     営業日・利用時間  11:00〜16:00
     料金(日帰り温泉)

     大人 ¥1200

     子供 ¥  800

     泉質  ナトリウム・カルシウム 塩化物硫酸塩温泉
     効能  リウマチ性疾患、運動器障害、創傷、慢性疾患、 虚弱児童、慢性炎症、卵巣機能不全症、子宮発育不全症経異常、更年期障害など

     

    私自身も、夏の終りから肌荒れに悩んでいましたが、
    すっかりスベスベ肌にもどりました。

     

    四万の湯の良さを身をもって実感しました。

     

    ここはまた、必ず訪れたい温泉です。

    次は山荘に泊まってみるつもり。

     

    それまでは、
    いつものようにジーサボンとジーオイルで念入りケア、
    温泉で回復した肌をキープしたいと思います。

     

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