麻素材〜リネンとヘンプの違いとは?

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    秋、

    衣替えのシーズンです。
    麻素材の衣類やシーツを片付けています。


    前回のブログでは、 http://blog.g-savon.com/?eid=50
    「医療用大麻」の薬効について書きましたので、
    今回は、布としての「麻」についても整理してみました。

     

     

    「アサ」と呼ばれる主な繊維

    名称

    英名

    種別

    主な用途

    大麻

    Hemp

    アサ科・一年草

    衣料・ロープ

    亜麻

    Flax、Linen

    アマ科・一年草

    衣料・寝具

    苧麻

    Ramie

    イラクサ科・多年草

    衣料・寝具

    黄麻

    Jute

    シナノキ科・一年草

    麻袋・敷物

    マニラ麻

    Abaca

    バショウ科・多年草

    ロープ・紐

    サイザル麻

    Sizal

    ヒガンバナ科・多年草

    ロープ・紐

    ケナフ

    Kenaf

    アオイ科・一年草

    紐・資材

     


    「麻」と呼ばれる素材は、約20種ぐらいあるようですが、
    私たちの衣料品として身近な麻は、だいたい3種。


    アサ科の大麻から採る繊維、ヘンプ
    アマ科の亜麻から採る繊維、リネン
    イラクサ科の苧麻から採る繊維、ラミー

     

    それぞれ違う種類なのですが、
    一般的に日本語では、全て「アサ」と呼んでいます。


    だから、ややこしい!


    「家庭用品質表示法」では、
    麻と表示できるのは、リネンとラミーだけ。

     

    アサ科の植物は、ヘンプだけなのに!?

     

    ヘンプは、指定外繊維(大麻)と表示されています。

     

    Linen

    【ほとんどの衣料品は、リネン】


    大麻は、日本では一万年も前、
    弥生時代から利用されてきたというから驚き。

     

    長い歴史の中で、東京の「麻布」や、
    「麻生」、「麻田」などの地名が残っているように、
    各地で麻栽培、麻織物が盛んだったことがわかります。


    第二次世界大戦後、GHQによって規制され、
    繊維としての利用にまで影響してしまいましたが、
    最近、再びアパレル業界でもヘンプは見直されています。

     


    昨年、三越伊勢丹は、エイベックスとの出資で、
    極上のヘンプを使った高級ブランド(majotae)を立上げています。

     

    ここ数年、各地で大麻生地の復興、まちおこしの動きが盛んになり、
    オーガニック系のショップなどを中心に、ヘンプをよく見かけるようなりました。


    日本伝統の繊維として、その価値は、世界的にも注目されています。

     

     

    大麻栽培
    【大麻草栽培農家 画像:厚生労働省】


    大麻から採るヘンプは、リネンやラミーと比べて、
    吸水・吸湿性、発散性、防臭性、防虫・防カビ性、耐久性、
    全てにおいて優れています。


    麻繊維の中で、最も丈夫な繊維です。

     

    それもそのはず、大麻は、強い抗菌力を持ち、
    栽培時に、農薬も肥料も全く必要としない強い植物。

     

    冷帯、亜熱帯、熱帯、どんな所でも、

    グングン成長、名前の通り3メーターにもなる大きな麻。


    環境にも人にも、とってもエコでオーガニックな素材なのです。


    繊維にした後も、その強い抗菌力は変わりなく、
    汗をかいても、雑菌の繁殖や臭いを防いでくれます。


    特に、皮膚の弱い人やアトピーで悩む方には、ヘンプは最適。

     


    もう一つ、特筆すべき特徴は、
    ヘンプは、紫外線を通しにくい性質があるということ。

     

    中には、SPF50もあるというヘンプ製品もありますから、
    織り方や厚さによっては、かなりのUVカットを期待できそう。
    日焼け止めによる肌への負担も、軽減できますね。

     

     

    Hemp

    【パタゴニアのヘンプ】

     

    私は麻が大好きですが、ほとんどリネンです。

     

    唯一持っているヘンプは、

    環境に配慮することで知られるアウトドアウエアのメーカー、

    パタゴニア社の製品。

     

    サラリとした着心地で、10年以上は着ているお気に入りですが、

    まったくヘタっていません。


    アサ特有のチクチク感もありません。
    ヨーロッパのリネン同様の繊維加工技術で、
    シャリ感がありながらも、しなやかで柔らかです。

     


    パタゴニアのヘンプについての記載
    『地球上で最も丈夫な天然繊維である「ヘンプ」が、
    再び自由に栽培できるようになることを願っています』
    http://www.patagonia.jp/hemp.html

     

     

    リネンやその他の麻は、農薬と化学肥料を必要とし、
    特に綿は、栽培時に大量の農薬が使われ、
    現地だけでなく、皮膚の弱い方にも問題を引き起こすことも。

     

    オーガニックコットンを謳う製品も増えてきましたが、
    直接皮膚に触れるシャツや肌着には、ヘンプはよさそう。

     


    夏も終わり、季節外れになりましたが、
    もしも、セールでヘンプを見つけたら絶対買い! ですね!

     

     

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