ボッタくりと言われる化粧品業界〜空前の絶好調に憂う

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      ボッタくりの化粧品業界が、絶好調です

     

    ボッタくりといわれている化粧品業界ですが、
    このところ、さらに利益率を上げて、決算は絶好調。

     

    デフレ不況もどこ吹く風、
    ヘルスケア、ビューティケア産業は、ぼろ儲け企業も続々です。

     

    誰もが知る勝ち組大手は、

    軒並み利益率を大きく伸ばして、過去最高益を叩き出しています。


    特に、ここ数年のコーセーの快進撃は目覚ましく、

    資生堂、花王の二強をしのぐ勢い。
    中でも、15%という高利益率には驚き!

     

    業界最強の資生堂もまた、絶好調。
    昨年、売上一兆円越えを果たし、今年も上方修正。

    今期の売上高の昨年比は、13%増
    営業利益は、95%増の470億円。

     

    訪日外国人、中国人によるインバウンドが、売上増加の第一原因ですが、
    日本人売上も、10%も伸びているというのだから、驚きです。

     

    やっぱり、大手のマーケッティング力は強い。

    ぼたっくりだ何だと、言われていても、買う人がいるんですよね。

     

    資生堂本社

    【画像:資生堂グループHP】


    日本企業の躍進は、本来ならば喜ばしいことですが、
    私たち消費者は、企業が大きな利益を上げていくことを警戒しないといけません。

     

    私たちが毎日使う製品ですから、
    一体、原料はどうなっているんだろうか?
    当然、そんな疑問をもって、しっかり観察することも必要ですね。

     


      化粧品の原価率とは、原材料費のことではありません

     

    昨年の決算書を元に、

    資生堂のコスト構造を円グラフにしてみました。

     

    2017年度の
    売上げは、1兆51億円、
    原価は、2313億円、
    マーケティングコストとブランド開発費を合わせると、3000億円、
    営業利益は、804億円。

     

    【資生堂のコスト構造】

     

    ここで、気をつけなくてはいけないのは、
    原価とは、原料費のことではではありません。

     

    単純に、原価=原材料なんて思ってはダメ。

    「原価で一番費用がかかっているのは、パッケージ」
    なんて、よくいわれていますから、
    そこまでお人好しの消費者はいないかな。


    確かに、個性的な瓶やパッケージ、
    ブランドイメージを表現するデザイン料は、相当かかっていそうです。


    でも、
    原価に含まれているものは、パッケージやデザイン料だけではありません。

     

    どこまでが原価に入っているかというと、
    製造する過程でかかる費用、全部!

    全部なのです。

    ・仕入にかかる運搬、保管など管理費
    ・研究開発費
    ・製造する工場、機械設備、メンテナンスや維持費
    ・製品の加工や組み立てにかかる費用
    ・電気、水道など光熱費
    ・製造現場や事務所で働く人の人件費


    ザッと思いつくだけでも、たくさんあります。

     

    製造業は、原料の仕入の他に、機械設備などに莫大なお金がかかるため、銀行からの借り入れ金利など、
    その他にも、見えにくい費用はたくさんあり、製造活動で発生する諸々の経費が含まれます。


    この23%の原価のうち、
    原料代は、さらにその23%以下、
    そのくらいだと考えるのが妥当ではないでしょうか。


    一万円の化粧品は100円程度と言われているのも、それほど大袈裟な話ではありません。

     

    オーガニックや天然成分などの高品質で高価格の原料など、

    そうそう配合されていないことが頷けるはずです。

     

    その一方で、

    原料コストをかけずに、テクスチャーによるお客様の満足度を得る、

    そのための研究開発費は莫大だとも言われています。

     

    低コストで効果のある、新らしい化学成分を開発するには、
    動物実験を繰り返し、安全性を確認する作業もかなりの時間と費用がかかります。

     

    実験が不十分だと、
    また「カネボウ」や「茶のしずく」のような被害を繰り返しかねません。

    万一大きな被害を出すと、会社が潰れるほどの大変な損害を出すことにもなってしまいますもんね。

     

    消費者にとっても、動物実験反対であっても、この経費を削減されるのは大問題です。

    ついでに、こちらの過去ブログも読んでくださいね。

    カネボウ美白化粧品、被害者訴訟の現在

     

     

    競争の激しい現在、
    企業は、利益を上げることが最優先されていますが、
    製造販売業者には、高い倫理と道徳感が必要ですね。

     

    絶好調の化粧品業界、
    その決算書を見て、深い不安を感じるのは、きっと私だけではないはず。

     

    オーガニックスキンケア

    ジープロダクツをご愛用下さる方々に、改めて感謝、お礼申し上げます。

     

    私たちは、製造販売者である前に、
    皆様と同じ消費者、使う立場で物作りをしています


    化学成分がもたらすテクスチャーで誤魔化すのではなく、

    高品質の原料を追求し、
    肌本来の、健康と美しさを保つスキンケア製品をお届けします。

     

     

      化粧品業界の真実を知るために

     

    化粧品業界の動向とカラクリ

     

    「化粧品業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本

    水を高く売るには!?」
    梅本 博史 著

     

    内容は、水を高く売る方法、通販、訪販、ネットワーク販売の動向や戦略について書かれています。

    同業の人が仕事に活かすのではなく、消費者にこそ読んでもらいたい一冊。

     

    資生堂よ、反論せよ
    「不良化粧品一覧 資生堂よ、反省せよ」
    平沢正夫 著


    ちょっと古い本ですが、

    私たち一般人に真実を伝えてくれた、草分け的な存在のジャーナリスト平沢正夫さんの逸冊です。

     

    資生堂はじめ、企業の体質は変わっていないどころか、
    ボッタくり体質は、ますます強固になっていくようで怖くなります。

     


     

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