海洋汚染の危険!私たちも、プラスチックを食べている
人体にもマイクロプラスチック! 初の報告
「人体にマイクロプラスチック 初の報告」
調べた全員の糞便に存在、日本人からも、学会発表
2018.10.24
ナショナルジオグラフィックの記事によると、
日本人を含む全員の糞便から平均20個のプラスチック片が見つかったということ。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/102400459/?SS=imgview&FD=-787263934
プラスチックの繊維は大動脈やリンパ系に入り込むのだろうか。
また、肝臓に到達することもあるのだろうか。
今のところ、これらはすべて謎に包まれている。
ナショジオの記事の一方で、
アメリカの研究所の動物実験では、
プラスティックをメダカに3ヶ月与えた結果、肝臓に腫瘍ができたなどの報告もあります。
いずれもまだまだ小規模な研究のようですが、
今後、もっと研究が進んで、
私たち人間に及ぶ悪影響が明らかになっていくかもしれません。
日本の周りは、マイクロプラスチック汚染のホットスポット
「忍び寄るマイクロプラスチック汚染の真実」
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/18/053000010/053000001/
コチラの記事では、
東京湾でとれたカタクチイワシの8割の消化器官からマイクロプラスチック片が出てきたという調査結果。
当然、マイクロプラスチックを食べた魚を食べれば、私たち人間の体にも入るわけです。
【画像 eicネット】
前回のブログ『認知症にはなりたくない! 魚の汚染「水銀」を避ける方法』では、
マグロなどの大型魚は、水銀含有量が多いことを書きましたが、
だからと言って、イワシなどの小さい魚も決して安全ではないことが、いろいろと分かってきました。
私たちは、自分で捨てたゴミを、自分で食べる羽目になってしまった。
なんとも気色が悪い話です。
海を汚してきた、そのツケが遂に自分たちに戻ってきてしまいました。
マイクロプラスチックの発生源と汚染の現状
海に流れ出ているマイクロプラスチックの推量は1300万トン。
マイクロプラスチックは、目には見えなくても、海中に無数に漂っている、
その数は、5兆個以上と言われています。
マイクロプラスチックとは何かというと、2種類あります。
始めから小さい粒子のものと、砕けて細かい粒子になったもの、5mm以下のプラスティックをさします。
最近、レジ袋やストローの廃止が騒がれていますが、
紫外線や波などにさらされ、自然環境の中で劣化して粒かくなっていく。
これらは二次マイクロプラスチック。
マイクロプラスチックの汚染問題は、今さら始まったわけではありません。
洗濯洗剤、洗顔料、ボディー洗い、歯磨き粉などに含まれるマイクロビーズもマイクロプラスチックです。
マイクロビーズのように、
はじめから小さい微粒子レベルのプラスチックは、一次マイクロプラスチックと呼ばれて、
工場だけでなく家庭排水からの汚染も垂れ流されていて、以前からずーっと問題になっていたことです。
マイクロプラスチックがもたらす健康被害は?
90年に問題になった環境ホルモンの心配もまた再燃します。
プラスチックを処理する際に、ゴミ廃棄場の汚水から発生した環境ホルモン。
「男性が女性化する」「子どもができなくなる」「ガンになる」などと大騒ぎになりました。
プラスチックなど合成化学成分は、多くの有害成分を発生させます。
特に生物にとって深刻な被害、生殖器へのダメージを与えることがわかっています。
こうした公害の話も、一過性で、いつの間にか鎮静して忘れられてしまうのですが、
本当は何ひとつ解決しておらず、話題にのぼらなくなった後も、汚染は止まることなく被害を広げています。
あたりまえですが、プラスチックとは1種類ではありません。
私たち個人の生活でも、もう切っても切り離せない超便利なプラスチックは、
熱を加えると液状化し、自由な形にできる合成樹脂で、ありとあらゆるものに使われています。
「プラスチック」と呼んでいるものの中には、
ポリエチレン(レジ袋や、ラップ、容器など)、ポリプロピレン(耐熱容器やラップなど)、ポリスチレン(発泡スチロールなど)、ポリ塩化ビニル(塩ビパイプ、ソフビ玩具など)、PET(ペットボトルなど)などがあり、
この中には、発癌性のあるプラスチックもあります。
プラスチックには有害物質を吸着する性質があるため、
海に浮遊するマイクロプラスチックからは、さまざまな高濃度の有害物質が検出された事例もあるといいます。
鳥や魚、その他の生態系にも深刻な影響を与えていることは周知のとおりです。
当然、私たち人間の健康も脅かすものと考える方が自然ですよね。
プラスチックを減らす生活には苦労はありますが、
それでも、少しずつ脱プラスチックに舵を切るようにしたいですね。
環境保全は、なによりも自分達の健康のためですから。
ジープロダクツは、
プラスチック、マイクロビーズ、合成界面活性剤、保存料など、全ての合成成分を不使用。
無農薬、化学肥料不使用、薬剤溶解、添加物などを使っていない高品質の天然原料のみを使用しています。
野生の植物はじめ、栽培物は、現地のオーガニック認証のあるものを基準に厳選。
高品質の原料のもつ高濃度の栄養素は、健康にも美容にも優れた効果効能があります。
毎日のスキンケアに、どうぞ安心してお使いください。
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- 2018.10.25 Thursday
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